フランスの地方の風・・
バスガイドさんの説明を聞いていると
「社会・地理」の時間を思い出しました.
「ミストラル・シロッコ」覚えておられませんか?
「車の名前」という方もおられるかもしれませんが・・。
*Mistral
フランス南東部に吹く地方風。
アルプス山脈からローヌ河へ吹き下ろす寒冷で乾燥した北風。
ラングドックやプロヴァンスでは西の風となる。
「風にも注意を払う」と「ワインの作り手さん」がお話しされていました。
この冷たい風が温度差を生み糖度がますのかな・・。
この風はカマルグの湿地滞の泥を干し上がらせるそうです。
「親方」とも呼ばれているそう。
*Scirocco(イタリア語)
初夏にアフリカ大陸から地中海を超えてイタリアに吹く暑い南風(場所により東風)。
サハラ砂漠を起源とするこの風は暑い風ですが、地中海を超えることで高温湿潤風となる。
この風をフランスでは*Marin(マラン)という。
ただ、ガイドさんはシロッコとマランを分けて説明されていました。
マランは南東の風で雨をもたらす。
あと一つ、これもガイドさんのお話で
「ラべック」という風があり、南西の風で「雪雨」をもたらす、
ということでした。
風の名前はいろいろあるとしても
風を読んで生活し、農業を営んでいることに違いはありませんね。
昔、南仏の友人宅に1週間くらい滞在したことがありました。
夏の暑さと光の強さはクラクラするほどで午後は静かにお家でお休み。
そんな中しばしば自然発生の山火事が起こっていました。
「ミストラルのせいよ」と言ってましたっけ。
日常茶飯事で、窓から光景を眺めていたように思います。
お読みくださり有難うございました。
もう少し続きます。。
au coin du feu